目次と若干のメモ
パウロの言語哲学
清水哲郎 著/岩波書店刊/2001年
- 第1章 イエスの信(ピスティス) 内容の一部のWWWバージョン
- 問題の所在
- 積み重ね表現法
- ロマ書3:21--26の解釈
- 〈イエスの信〉理解の検討
- ピスティスとヒュパコエー------用法の検討
- (補)日本の新約学界における最近の論争をめぐって
- 第2章 〈ディカイオス〉の言語ゲーム 内容の一部のWWWバージョン
- 問題の所在
- 「よい」と「ただしい」の言語ゲーム
- 〈ディカイオス〉:用法の推定
- ピスティス→ディカイオス
- 「信による義」を律法から全く切り離して理解する
- 第3章 イエスの信からイエスを信じる信へ
- ロマ書9:30〜10:21における信
- パウロ書簡における「信」(パウロ自身は「イエスを信じる」ということは全く言っていない)
- 擬パウロ書簡における「信」
- 使徒行伝における「信」(パウロの基本的メッセージは「イエスを信じなさい」ということだと主張する)
- 第4章 イエスは何者か
- 神の子とその先在(パウロはこのことは主張/だがこれは神だと主張しているのとは違う)
- 神のエイコーン (パウロの用法 / フィロンの創世記解釈 / パウロの創世記解釈)
- アルケーであるキリスト
- 私たちの神にして主なるイエス・キリスト (擬パウロ書簡ではこういう表現も登場する)
- 第5章 復活と終末 (ここは死生学の視点からも、私のルーツとして重要)
- 復活という希望
- イエス・キリストにおける霊と肉
- 復活後の先取りとしてのキリスト者の生
- 第6章 使徒行伝のパウロ像
- パウロの活動はどう語られているか・・・・使徒行伝の構造
- パウロの思想はどう描かれているか
- 第7章 アテネのパウロとギリシア哲学 内容の一部のWWWバージョン
- 取引き−探求 (act17章22〜29節)(パウロはギリシアの宗教をどのように批判しているか / 探求という態度の提示 / 神にホモイオスなものである人間)
- アテネのパウロとソクラテス (ユスティノスのソクラテス像 / ソクラテスの罪状および『弁明』とアテネのパウロ)
- ピスティスの提示---ディカイオシュネーにおける裁き(使徒行伝17章30-31節)
- 第8章 アルケー論と無からの創造 概要のWWWバージョン
- アルケーの問い
- 神から・神へ
- 無からの創造
- アウグスティヌス
最新更新日:5/Oct/2007
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