絵本『うたがいのつかいみち』


「子どもには難しすぎる」と悪評の高い、
「絵が良い」のでもっている
『うたがいのつかいみち』は、はじめは月刊誌「たくさんのふしぎ」の一冊として刊行されましたが、のちに単行本となり、現在もほそぼそと発売されています。

大学生の哲学入門としてなら、使えると思うのです。
とくに女子学生などには「おしゃれ!」とこれまでも好評を得ています。(^0^;)/~

デカルトの疑いをウィトゲンシュタイン風に乗り越え、
「自分が生まれる三日前に世界はできた」と固く信じる人に
どう対応できるかを考え(タイムマシンも登場)、
最後にはアウグスティヌスの「時と永遠」にいたります。

お試しください。

英訳(ほんとに拙訳)で内容をごらんになることもできます(絵がなければ仕方ないけど==これは外国人に絵本をプレゼントするときのために作ったものなのでして・・・)


データは

『うたがいのつかいみち』清水哲郎(文) / 飯野和好(絵)
福音館書店刊(1998年4月 たくさんのふしぎ傑作集 第1刷)
販売部tel 03-3942-1226
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最新更新日:13/May/1998

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