本田洋先生担当科目

大学院
科目名
北東アジア文化交流特殊研究「社会比較論」
韓国朝鮮歴史社会特殊研究「近世近代社会論」
学期:夏 曜日・時限  金・4
 近現代韓国朝鮮の地方社会について,主として人類学の観点から概論的な講義を二,三回行ったうえで,特定の洞里や地域,あるいは社会集団を対象とした人類学・社会学ならびに歴史学的モノグラフを講読する。講読する文献は開講時に指定する。また,修士・博士論文,あるいはその他の論文執筆予定者には,希望者に限り,論文のテーマに関する研究報告をしてもらう。冬学期「文化比較論」と併せて受講することが望ましい。
科目名 北東アジア文化交流特殊研究「文化比較論」
学期:冬 曜日・時限  金・4
 韓国朝鮮を中心とする東アジア諸社会の民族誌の講読とディスカッションを通じて,通文化的な比較の観点から韓国朝鮮社会を捉える視角を模索する。また,修士・博士論文,あるいはその他の論文執筆予定者には,希望者に限り,論文のテーマに関する研究報告をしてもらう。夏学期「社会比較論」あるいは「近世近代社会論」と併せて受講することが望ましい。
大学院・学部共通科目
科目名
大学院:北東アジア文化交流特殊研究「韓国朝鮮文化論」
学部:韓国朝鮮文化特殊講義「韓国朝鮮文化論」
学期:冬 曜日・時限  月・5
 概説的な講義と資料講読を通じて,近現代朝鮮韓国社会における文化の諸様相について理解を深めることを目的とする。現代韓国語で書かれた資料を中心に扱うため,受講者は韓国語初級程度の知識(自習でもよい)をそなえていることが望ましいが,それ以外の者を決して排除するものではない。講義で扱う個別のテーマと講読する資料は開講時に通知する。
学部
科目名 韓国朝鮮文化特殊講義「非=無文字社会の人類学」
学期:夏 曜日・時限  月・5
 (20世紀前半までの)人類学=「未開」社会の研究=無文字社会の研究という一般的なイメージとは異なり,有史以来,豊富な文字資料が蓄積されてきた東アジア諸社会に関する人類学的研究では,当該社会で文字使用や文書がどのように位置づけられてきたのか,ならびにそれを調査研究にいかに活用するか(あるいはあえて使わないか)が問われてきた。今学期の講義では,東アジア諸社会に関する民族誌的な記述・分析において,文字や文書の使用がいかに問題とされてきたのか,ならびに文字資料がどのように扱われてきたのかについて,韓国朝鮮の事例を中心に検討してゆきたい。
科目名 韓国朝鮮文化演習「社会人類学方法論/東アジア民族誌」
学期:通年 曜日・時限  木・2
 以下の三つの内容を予定している。
(1) 英語で書かれた概説書の講読とディスカッションを通じて,社会人類学の基礎的な用語と概念を習得し,人類学的な思考に触れる。 〔テキストは,開講時に指定する〕
(2) 受講者の関心に従って,民族誌的な論文・著作(必ずしも東アジアを扱ったものには限定しない)をレポートしてもらい,民族誌的叙述と分析について検討する。
(3) 社会学専修課程4年生で,本演習を主ゼミとして受講する学生,ならびにその他の希望者に,卒業論文に関するレポートをしてもらう。