福井玲先生担当科目

大学院
科目名 韓国朝鮮文化研究特殊研究「韓国朝鮮語運用法I」
学期:夏 曜日・時限  木・2
 韓国朝鮮語の基礎的な語学能力を身につけていることを前提として、韓国朝鮮文化研究において必要とされる高度な読解力を養うため、文法、表現、語彙を中心として修得する。
 教材はプリントとして配布する。
科目名 韓国朝鮮言語思想特殊研究「韓国朝鮮語音声研究」
学期:夏 曜日・時限  木・4
 韓国語の諸方言のうちには、声の高さが弁別的な方言とそうでない方言があるが、今回の授業では、ソウル方言のように弁別的ではない方言について、その音調形をイントネーションの影響を考慮しつつ考察する。最初の段階では、参考論文を検討し、のちに実験音声学的方法も交えて、具体的に観察する。
科目名 韓国朝鮮言語思想特殊研究「韓国朝鮮語歴史研究」
学期:夏冬 曜日・時限  木・4
 今回の授業では近代の韓国朝鮮語について、音韻論、形態論、統語論などの面から概観する。あわせて、近代語の代表的な資料をいくつか読み、その特徴を把握する。資料は随時プリントして配布する。

教科書:李基文『新訂版 国語史概説』ソウル:太学社 1998
学部
科目名 韓国朝鮮文化特殊講義 「中期朝鮮語入門」
学期:通年 曜日・時限  火・2
 1676年に朝鮮で刊行された日本語教科書である『捷解新語』の講読を行なう。これは日本語・朝鮮語の対訳形式になっており、日本語・朝鮮語どちらの言語にとっても重要な資料として扱いうるが、この授業では主として近代朝鮮語の立場から読み進めていく。ただし、参加者の関心によっては、日本語の面についても検討していく。資料は授業開始時にプリントとして配布する。なお、参加者はある程度の現代韓国朝鮮語の読解力を要する。