吉田光男教官担当科目

大学院
科目名 韓国朝鮮歴史社会演習「近世近代社会調査法」
学期:夏冬 曜日・時限  火・4
 近世近代の歴史社会を分析するための基礎力養成をはかる。以下の3つを組み合わせて進められる。
(1) 共通テキストとして『眉巌日記草』を講読し、士大夫(両班)の生活・意識・人間関係などを分析し、史料読解力を養成する。
(2) 韓国朝鮮近世近代史研究に関する最新研究文献の書評を行なう。
(3) 随時、各自の研究テーマに即した研究発表を行なう。  
学部
科目名 韓国朝鮮文化演習「韓国朝鮮近世史料講読」
学期:通年 曜日・時限  月・4
 前年度に引き続き、朝鮮王朝の政策立案機関である備辺司の公式会議記録である『備辺司謄録』の18世紀末部分を講読する。漢文読解力を身につけるとともに、韓国朝鮮伝統社会・文化に対する感覚を磨き上げる。
テキストは開講時に配布する。
科目名 韓国朝鮮文化特殊講義「韓国朝鮮近世史研究」
学期:通年 曜日・時限  火・3
<主題>17世紀から19世紀半ばまでの韓国朝鮮近世社会の歴史的特質を、ヒトとヒトとの関係を中心として考えていく。儒教・士大夫・家族・血縁・系譜・集落・都市・流通などをキーワードとして社会関係を分析する。
<概要>まず韓国朝鮮近世の歴史的概要についてふれ、共通の基礎的理解を得た後に、次のような話題を中心として考えていきたい。
1)学問知という社会的価値と士大夫  3)ヒトのきずな―父系血縁集団「氏族」
2)官と民―中央集権国家における権力 4)地域空間とヒト―マウル(村)の構造、ヒトの移動