大学院 | |
科目名 韓国朝鮮歴史社会演習「物質資料調査法(I)」 | |
学期:夏冬 | 曜日・時限 火・2 |
過去の歴史のなかで人類が残してきた物質資料をどのように調査・観察し、記録をとって、研究資料としていったらよいかを、実習形式で学ぶ。具体的には、東京大学が所蔵する朝鮮半島の瓦?を整理・分類・調査・記録する。さらに、『新羅の瓦〓』(国立慶州博物館)、『朝鮮瓦〓図譜』を参考にしながら、資料の分析方法を学ぶ。 | |
科目名 韓国朝鮮歴史社会演習「物質資料調査法(II)」 | |
学期:夏冬 | 曜日・時限 火・2 |
過人類が生み出した物質資料が、近代社会のなかでどのように保存され、研究の対象とされてきたか、また今後どのような価値観のもとに残していくべきかを考える。具体的には、「調査法I」で扱った瓦〓とそれが出土した寺院址や宮殿址に対する植民地時代の評価や、それと関連する古蹟調査事業の成果と問題点について考える。 | |
学部 | |
科目名 韓国朝鮮文化特殊講義「韓国朝鮮考古学の諸問題」 | |
学期:通年 | 曜日・時限 木・4 |
日本列島と朝鮮半島は古代から交流が盛んであり、多くのモノとヒトが行き来していた。とりわけ4〜7世紀における文物の交流は、日本の古代国家の形成や韓国の新羅、百済、加耶といった国家の形成と発展を考える上にも、重要な視点となる。授業は、「遺跡・遺物からみた古代日韓交流史」と題して、具体的な考古遺物と遺跡を取り上げ、日本と韓国から出土する歴史的意義を考える。 授業ではプリントを配布し、遺物と遺跡のスライドを適宜使用する。 |
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科目名 韓国朝鮮文化演習「韓国朝鮮考古学演習」 | |
学期:通年 | 曜日・時限 木・5 |
朝鮮半島という地域で人が生活した痕跡が、遺跡や遺物として現在に残されている。それらの考古資料をもとに、当時の技術や社会の復元を試みる。具体的には、東京大学が所蔵する考古資料を観察、記録して、製作技術や様式を理解する。 さらに、その後いくつかの主要論文(日本語を基本とする)を読みながら、考古資料からの社会の復元方法を身につける。多くの考古資料を観察するため、他の博物館、美術館の見学も適宜おこなう。 |