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ウズベキスタンにおける研究打ち合わせ・資料収集
小松久男(東京大学)、ティムール・ダダバエフ(筑波大学)

 概要

  • 出張者:小松久男(東京大学)、ティムール・ダダバエフ(筑波大学)
  • 日程:2007年3月16日〜21日
  • 用務地:タシュケント(ウズベキスタン)
  • 用務:現地研究協力者との打ち合わせおよび資料収集

 報告

この出張では、まず第1に研究テーマ5「ソ連時代の記憶プロジェクト」について、これまでに行ったウズベキスタンにおける聞き取り調査の結果を ふまえて、回答に見られる主要な傾向と方法上の問題点について現地の研究協力者と議論を交わし、今後のとりまとめについて協議を行った。第2に、研究テーマ1「近現代中央アジアにおける再イスラーム化の展開」について、研究協力者のB.ババジャノフ氏(ウズベキスタン東洋学研究所)から研究進捗状況の説明を受けるとともに、収集資料の提供を受けた。とりわけ、1920年に無神論・反イスラーム宣伝を目的に刊行された『ムシュトゥム』などのソビエト雑誌は、資料的な価値のきわめて高いことを確認した。また、Central Asian Research Series の刊行につい ても計画を立案した。以上に加えて、近刊の研究書を中心に資料を収集した。
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