2007年度第8回研究会:「パレスチナ研究班」第3回研究会
  
 
日時: 2007年10月31日(水) 17:00~19:00
  場所: 東京大学東洋文化研究所会議室
  講師: 濱中新号(山形大学) 
      「パレスチナ住民の政治意識研究の動向」
     錦田愛顧(東外大AA研)
      「パレスチナ研究をめぐるインターネット情報」

この日は二件の報告がおこなわれた。いずれもイスラーム地域研究東大拠点グループ2のパレスチナ研究班の、今後の活動方針について選択肢を提起するものであった。

 浜中新吾氏の発表「パレスチナ住民の政治意識研究の動向」では、過去にパレスチナでおこなわれた政治意識研究を紹介し、仮にパレスチナ研究班でも同様の調査をおこなう場合、どのような点に特色を打ち出すかという点に言及した。錦田愛子氏の発表「パレスチナ研究をめぐるインターネット情報の活用」は、パレスチナ研究班のホームページを作成することを前提にしたものである。錦田氏が作成したアップロード前のホームページ原型を実際に閲覧しながら、もっとも有用なパレスチナ関連の情報サイトをめざすためのポイントが話し合われた。

どちらにも共通するのは、こちらもパレスチナ研究班ならではの特色を打ち出すために、どのようなコンテンツを立ち上げるか、ということに対する問いかけであった。今年度末を目標に合意されたホームページ立ち上げの詳細も含めて、今後もメンバー全体で、活動内容についての話し合いをおこない、各自の担当を確認する必要がある。


 

                        NIHU Program: ISLAMIC AREA STUDIES
                          IAS Center at the University of Tokyo (TIAS)
                                            
GROUP2
  Structural Change in Middle East Politics