職名 | 教授 |
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専修課程 | 日本語日本文学専修課程 |
専門分野 | 日本語日本文学専門分野 |
研究室 | 国語研究室 |
詳細情報 | 2008-2009年度 2010-2011年度【PDF: 737KB】 2012-2013年度【PDF: 997KB】 2014-2015年度【PDF: 191KB】 2016-2017年度【PDF: 207KB】 2018-2019年度【PDF: 185KB】 2020-2021年度【PDF: 187KB】 |
専門は国語学で、その中で音韻史(国語音・日本漢字音)・音韻研究史を専門とする。古代日本の音韻研究は、漢字音研究と梵語音研究(悉曇学)を二つの柱としており、この二つの「外国語学」は密接不可分な関係で発達・存続してきた。先人の残した多様な韻学資料と、一般の国語史・日本漢字音史の資料を併用しつつ、漢字音や梵語音をも含めた、総合的な日本語音韻史の記述を目指している。近年は、「清音・濁音・半濁音」「直音・拗音」「促音・撥音」など、西洋言語学の術語とは異質な、伝統的な日本韻学の用語を歴史的に洗い直すことにより、近代的な国語学によって見失われてしまった「何か」を再発見することに関心がある。