教 授  向井 留実子  (次世代人文学開発センター)

所属
  • 【次世代人文学開発センター】先端構想部門

専門は日本語教育。主な関心は、日本語非母語話者に対する漢字教育である。目下課題としていることは、次の2点である。1)非漢字圏の固定したモデルを対象とした漢字教育から脱却し、学習対象となる漢字知識を、第二言語習得の知見を踏まえつつ、漢字圏の学習者も含めた日本語学習者の多様なレディネスやニーズに対応した知識に再構成すること。2)社会的構成主義を背景とした協働学習の理念に基づき、日本語非母語話者と母語話者が互恵的に漢字を学べるシステムと学習方法を提案すること。

これまでに、漢字圏学習者の中日で字形が異なる漢字の習得過程の解明や、日本語母語話者と留学生の協働による漢字学習で生じる両者の言語的学びや社会文化的学びの解明にも取り組んできた。現在は、外国人散在地域に在住する非漢字圏出身の国際結婚移住女性を対象とした文字学習支援の実践を行いつつ、彼女らの学習スキル、学習環境、社会参加の可能性を踏まえた知識提供のあり方を検討するとともに、地域日本人との協働学習の場の構築を模索している。

詳細情報  2014-2015年度
研究施設