教 授  小田部 胤久  (美学芸術学研究室)

所属
  • 【思想文化学科】美学芸術学専修課程
  • 【基礎文化研究専攻】美学芸術学専門分野

専門は18世紀から19世紀初頭にかけてのドイツ語圏を中心とする美学理論。
「美学」とは18世紀の中葉にドイツにおいて成立した学問であるが、とりわけその成立過程の研究をとおして、近代的「芸術」観を支える理論的背景を明るみに出すことを試みている。研究は次のいわばポジとネガの関係に立つ2つの視点からなる。第1は、「芸術」「創造」「独創性」といった近代的芸術観を支える諸概念(これらはいずれも18世紀に成立したものである)の概念史的研究を通して、従来自明とみなされてきた美学の存立条件に光を投げかけることであり、第2は、「美学」が自律化する際にその外部へと排除した諸学問領域(政治学的・経済学的等の領域)と「美学」とが有していた連関を明らかにすることによって、近代的芸術観を支える「自律性」の理念に批判的検討を加えることである。

詳細情報  2008-2009年度  2010-2011年度  2012-2013年度  2014-2015年度
研究室