助 教  木下 聡  (日本史学研究室)

所属
  • 【歴史文化学科】日本史学専修課程
  • 【日本文化研究専攻】日本史学専門分野

日本中世史を専攻している。研究は中世後期から近世初頭の武家を対象としている。これまでは武家の用いた官位が、それを名乗ることによって政治的・儀礼的にどのような意義・性格を持っていたのかを検討し、その成果は『中世武家官位の研究』(吉川弘文館)にまとめており、その過程で集積した、官職や名前を大名が家臣に独自に与える文書を、『全国官途状・加冠状・一字状目録』(日本史史料研究会)としてまとめている。近年は、室町幕府に関する研究を中心に進めており、室町幕府を構成する奉公衆や外様衆、幕府にまつわる故実、そして幕府と各地の大名・領主の関係、あるいは大名と家臣との関係に注視して、室町幕府がなぜ戦国期にも一定度の影響力を持ち得たのか、その実体はどのようなものであったかを明らかにしようと模索している。また美濃斎藤・若狭武田・尾張斯波氏など、戦国時代の中部地方の大名についても、政治的動向や系譜関係など基礎的な検討を進めている。

研究室