助 教  江川 純一  (宗教学宗教史学研究室)

所属
  • 【思想文化学科】宗教学宗教史学専修課程
  • 【基礎文化研究専攻】宗教学宗教史学専門分野

専門は宗教学。19世紀後半から20世紀前半にかけて「宗教」・「呪術」・「儀礼」・「神話」といった諸概念をめぐって展開した研究を、社会的文化的コンテクストのなかで考察する作業に取り組んでいる。なかでも、20世紀イタリアにおいて、ペッタッツォーニ、デ・マルティーノ、ブレリチ、ビアンキ、サッバトゥッチ、ランテルナーリらによって推し進められた、あらゆる宗教事象を歴史的生成物として捉える宗教研究、所謂「イタリア宗教史学」を研究の中心に据える。また、イタリア宗教史学と同時代のイギリス人類学派や、フランス『社会学年報』学派の宗教理論にも関心がある。 単著に『イタリア宗教史学の誕生 ―ペッタッツォーニの宗教思想とその歴史的背景』(勁草書房、2015年)、共編著に『「呪術」の呪縛【上】』(リトン、2015年)、共訳にマルセル・モース『贈与論』(ちくま学芸文庫、2009年)、共同監修に『宗教学名著選』シリーズ(国書刊行会、2013年刊行開始)がある。現在は「原始・未開」概念、「アルカイック」概念を軸に、宗教学という学問の成立と展開を跡づける試みを行っている。

研究室