東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

墓坑出土土器
No.K10
名称墓坑出土土器
出土遺跡常呂川河口遺跡ピット329b
法量 (cm)(最後列右)高13.5~(最前列中央)高4.5
時代続縄文時代(早期)
年代紀元前4世紀-紀元1世紀
所蔵北見市教育委員会
報告書『常呂川河口遺跡(1)』第210図1~13
解説続縄文時代早期の墓坑から出土した一括資料の土器13点である。幣舞式に続く時期の土器だが器形や文様は変化し、揚げ底の土器が主体となる。また後列右の深鉢の口縁部にある工字状の沈線文はこの時期の土器に特徴的なものである。小形の土器は器形や文様が単純化している一方、大形の土器には右端の双口土器のような珍しい器形のものがある。