東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

平底押型文土器
No.K02
名称平底押型文土器
出土遺跡常呂川河口遺跡VIII層
法量 (cm)(左4)高53~(左3)高15
時代縄文時代(中期)
年代約5,500-4,800年前
所蔵北見市教育委員会
報告書『常呂川河口遺跡(2)』第143図1・第145図1・第146図1・第148図1・第151図1・第153図1・第160図1・第160図6
解説「常呂川河口押型文Ⅰ群土器」の標式資料である。Ⅱ群土器より上層から出土しており、縄文時代中期前半に位置づけられる。Ⅱ群土器に比べて大型の個体が多くなること、口縁部の円形刺突文が稀になって角棒や竹管状の工具を縦長に使った刺突文が多用されること、口縁部に三角形の突起が4単位付く例の多いことなどが特徴として挙げられる。