東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

平底押型文土器
No.K01
名称平底押型文土器
出土遺跡常呂川河口遺跡XII層
法量 (cm)(後列右1)高48~(前列左2)高13
時代縄文時代(前期~中期)
年代約5,500年前
所蔵北見市教育委員会
報告書『常呂川河口遺跡(2)』第209図1・第210図1・第211図1・第213図1・第224図1・第229図1・第239図1・第240図3・第245図1
解説「常呂川河口押型文Ⅱ群土器」の標式資料である。縄文時代前期末から後期初頭まで、北海道東部では円筒形の土器が盛行するが、このうち前期末から中期初頭に相当するのがこの土器群である。円筒形の器形は道南部の円筒土器文化の影響だが、胴部文様が押型文、あるいは櫛歯文や刺突文となるのはこの土器群の特徴である。