東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

𩸽澗(ほっけま)式土器
No.8
名称𩸽澗(ほっけま)式土器
出土遺跡トコロチャシ南尾根遺跡(史跡常呂遺跡)4号竪穴壁上
法量 (cm)高16
時代縄文時代(後期)
年代約3,900-3,400年前
所蔵常呂実習施設
報告書『トコロチャシ南尾根遺跡』Fig.12-1
解説縄文時代後期中葉には、関東・東北・北海道にかけての広範な地域に磨消縄文を特徴とする類似性の高い土器が拡がる。𩸽澗式土器はこの時期の全道に分布する土器で、口縁部や胴部の刻み列、横方向に走る羽状縄文などを特徴とする。