東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

内耳土器
No.58
名称内耳土器
出土遺跡ライトコロ川口遺跡7号竪穴埋土
法量 (cm)高7.3
時代アイヌ文化期
年代紀元15世紀
所蔵常呂実習施設
報告書『ライトコロ川口遺跡』Fig.19-15
解説内耳土器は、内面に吊り下げ用の耳を持つ土鍋で、鉄鍋を模してつくられたと考えられている。北海道では13世紀〜15世紀頃にかけて製作されたもので、この時期のアイヌ文化を特徴づける遺物の一つに位置づけられている。