東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

紡錘車紡錘車
No.56
名称紡錘車
出土遺跡トコロ貝塚Fトレンチ内竪穴
法量 (cm)(左)径6、(中)径6、(右)径6.4
時代擦文時代(後期〜晩期)
年代紀元11-13世紀
所蔵常呂実習施設
報告書『オホーツク海沿岸・知床半島の遺跡 上巻』(左)Fig.89-1、(中)Fig.89-2、(右)Fig.89-3
解説紡錘車は繊維に撚りをかける道具である。擦文文化の代表的な遺物の一つであり、農耕文化からの影響を示すものとされている。この例は断面形が台形で、片面や側面には沈線や刺突による文様が付されている。