東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

擦文土器
No.53
名称擦文土器
出土遺跡大島2遺跡2号竪穴西カマド煙道南側 土器集中ピット
法量 (cm)高27.5
時代擦文時代(後期〜晩期)
年代紀元11-13世紀
所蔵常呂実習施設
報告書『大島2遺跡の研究(1)』Fig.29-49
解説藤本編年では「i」以降、宇田川編年(1980)では後期〜晩期に属する土器である。口縁部には刻文が矢羽状にめぐり、胴部には5〜7条の沈線を単位とする鋸歯文がめぐる。外面には被熱の痕跡が認められる。