東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

擦文土器
No.50
名称擦文土器
出土遺跡栄浦第一遺跡3号竪穴 表土下粘土面
法量 (cm)高25.5
時代擦文時代(前期)
年代紀元9-10世紀
所蔵常呂実習施設
報告書『オホーツク海沿岸・知床半島の遺跡 上巻』Fig.5-2
解説古手の擦文土器で、藤本編年bに相当する。常呂川下流域では藤本編年eより古い土器の出土は少なく、No.49とともにやや珍しい例となる。胴部文様は、横走する沈線で段を区切り、その間に山形の沈線文と、列点文を充填する構成となっている。