東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

トビニタイ土器
No.48
名称トビニタイ土器
出土遺跡ウトロ滝ノ上遺跡2号竪穴床面
法量 (cm)高16
時代トビニタイ文化(前半期)
年代紀元10-11世紀
所蔵常呂実習施設
報告書『オホーツク海沿岸・知床半島の遺跡 下巻』Fig.94-3
解説トビニタイ文化前半期の土器である。胴部にみられる刻文がやや特異であるが、他の点は同時期のトビニタイ土器と同様に、オホーツク貼付文系土器の要素(製作技法や文様)と擦文土器の要素(器形)を併せ持っている。