東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

曲手刀子
No.46
名称曲手刀子
出土遺跡トコロチャシ跡遺跡(史跡常呂遺跡)1号竪穴表層
法量 (cm)長15.2
時代オホーツク文化(後期)
年代紀元8-9世紀
所蔵常呂実習施設
報告書『オホーツク海沿岸・知床半島の遺跡 下巻』Fig.40-3
解説曲手刀子とは、茎の先端が下方に湾曲する特徴的な形状を呈する刀子で、靺鞨系の遺物と考えられている。道内ではオホーツク文化に特有の製品であり、鉄製の曲手刀子は出土例も多いが、青銅製のものは本例に限られる。