東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

クマ骨偶
No.40
名称クマ骨偶
出土遺跡トコロチャシ跡遺跡(史跡常呂遺跡)1号外側竪穴床面
法量 (cm)長5.4
時代オホーツク文化(後期)
年代紀元8-9世紀
所蔵常呂実習施設
報告書『オホーツク海沿岸・知床半島の遺跡 下巻』Fig.34-12
解説オホーツク文化には動物、特にクマをかたどった遺物が多くみられる。これはその代表といえるもので、トドの骨製である。クマの全身像が精緻かつ優美に表現されており、クマを特別視する観念がうかがえる。