東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

平底押型文土器
No.4
名称平底押型文土器
出土遺跡岐阜第二遺跡10号竪穴埋土
法量 (cm)高25.9
時代縄文時代(中期)
年代約5,500-4,800年前
所蔵常呂実習施設
報告書『常呂』Fig.74-1
解説縄文時代中期前半の道東部に分布する、「常呂川河口押型文Ⅰ群土器」(武田1998)に相当する土器である。円筒形の器形は道南部の円筒土器文化からの影響であるが、押型文はこの時期の道南部にはなく、道東北部に特有の文様となっている。