東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

骨斧
No.38
名称骨斧
出土遺跡(左)トコロチャシ跡遺跡(史跡常呂遺跡)1号外側竪穴床面、(中)同2号竪穴埋土、(右)同チャシ跡主体部遺物包含層
法量 (cm)(左)長19.8、(中)長18.6、(右)長15.6
時代オホーツク文化(後期)
年代紀元8-9世紀
所蔵常呂実習施設
報告書(左)『オホーツク海沿岸・知床半島の遺跡 下巻』Fig.35-4、(中)同Fig.61-5、(右)『トコロチャシ跡遺跡』Fig.68-4
解説骨斧と呼ばれる板状の骨器も、オホーツク文化に特徴的な製品の一つである。写真の例はいずれも柄を装着するための抉りや突起を有しており、下端部は刃のような形状を呈する。これらは土掘り具であったと考えられている。