東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

銛頭
No.36
名称銛頭
出土遺跡(左から1・3)トコロチャシ跡遺跡(史跡常呂遺跡)1号竪穴表層、(左5・6)同住居外骨塚、(左2)同オホーツク地点7b号竪穴骨塚b、(左7)同9c号竪穴床面、(左4)栄浦第二遺跡7号竪穴表土・埋土
法量 (cm)(左から1)長9.8〜(左から6)長5.3
時代オホーツク文化(後期)
年代紀元8-9世紀
所蔵常呂実習施設
報告書(左から1・3)『オホーツク海沿岸・知床半島の遺跡 下巻』Fig.39-8・7、(左5・6)『トコロチャシ跡遺跡』Fig.14-6・7、(左2・7)『トコロチャシ跡遺跡オホーツク地点』Fig.49-43・同126-1、(左4)『常呂』Fig.126-1
解説オホーツク文化では骨角器が質・量ともに豊富にみられる。銛の先端の部品である銛頭はその代表で、様々な形態のものがある。写真の左4〜6はこのまま、左1〜3と7は先端に鏃を装着して柄に固定され、海獣や大型魚類などの猟に用いられた。