東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

石錘
No.35
名称石錘
出土遺跡トコロチャシ跡遺跡(史跡常呂遺跡)オホーツク地点8号竪穴床面
法量 (cm)長19
時代オホーツク文化(後期)
年代紀元8-9世紀
所蔵常呂実習施設
報告書『トコロチャシ跡遺跡オホーツク地点』Fig.89-31
解説礫岩製の錘で、紐をかけるための孔と溝が作り出されている。重さは約2.5kgである。このような大型で孔や溝をもつ錘はオホーツク文化に特有のもので、大型の底生魚などの釣り、もしくは網漁の錘に使われたと考えられている。