東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

石弾
No.34
名称石弾
出土遺跡トコロチャシ跡遺跡(史跡常呂遺跡)オホーツク地点7b号竪穴床面
法量 (cm)(左・右)径3.5
時代オホーツク文化(後期)
年代紀元8-9世紀
所蔵常呂実習施設
報告書(左)『トコロチャシ跡遺跡オホーツク地点』Fig.39-63、(右)同Fig.39-62
解説砂岩を球状に加工した石器で、オホーツク文化では、こうした径3cm〜6cm程の石弾がほかにも見つかっている。これらは鳥類の捕獲用として、投石帯を用いて投げる弾、もしくは玉付きの投げ縄(ボーラ)の錘として用いられたと考えられている。