東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

北大式注口土器
No.23
名称北大式注口土器
出土遺跡トコロチャシ跡遺跡(史跡常呂遺跡)Ⅸトレンチ北側墓壙
法量 (cm)高12.3
時代続縄文時代(晩期)
年代紀元5-6世紀
所蔵常呂実習施設
報告書『オホーツク海沿岸・知床半島の遺跡 下巻』Fig.66-6
解説北大式土器は続縄文時代晩期の土器である。器種は深鉢形を主体とするが、注口や片口の付いた鉢形土器などもみられる。刻線文が施されたこの例は、北大式の中でも相対的に新しい時期に属しており、道東部では珍しい出土例となる。