東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

幣舞(ぬさまい)式土器
No.12
名称幣舞(ぬさまい)式土器
出土遺跡栄浦第二遺跡(史跡常呂遺跡)13号竪穴ホ号床面
法量 (cm)高30
時代縄文時代(晩期)
年代約2,700-2,400年前
所蔵常呂実習施設
報告書『常呂』Fig.276-2
解説幣舞式の深鉢形土器である。丸底で、口縁部に四か所の突起を有する。頂部に刻み目をもつ突起の形状は、同時期の道央部以南に分布する大洞系の土器の影響とみられる。口縁部には、刺突文によって分割された沈線文が施されている。