プログラム実施期間:2021年9月14日(火)~2021年9月22日(水)

【プログラムの概要】

2021年9月14日(火)~9月22日(水)の9日間で、2021年度「文学部夏期特別プログラム」が考古学や文化遺産の各分野を中心に「学部教育改革」プランの一環として実施されました。

プログラムは、本研究科の附属施設である北海文化研究常呂実習施設を拠点として、北海道の歴史遺産と自然遺産を体験的に学び、本学の学部学生と学部留学生が異なる価値観に触れながら学ぶ機会を提供することを目的として実施されました。

本年度で第7回目となる本プログラムには、本学において応募者多数の中から選考された学部学生6名と外国人学部留学生2名の計8名が参加しました。

【常呂でのプログラム】

実施内容:北海道の先史文化概説(講義)、勾玉の製作体験、実習施設周辺の遺跡見学、世界遺産知床見学、博物館見学、日本の伝統演劇における歴史とフィクション:アテルイの物語における事例(講義)、先史社会のエコシステム・レジリエンスと文化遺産景観(ワークショップ)

9月15日(水)~9月22日(月)の8日間は、北海道に移動し、本研究科の附属施設である北海文化常呂実習施設において北海道の歴史遺産と自然遺産について体験的に学びました。プログラム期間中は本施設に附属する学生宿舎に宿泊し、共同して課題に取り組み、受講者同士や参加スタッフとの交流を深めました。本プログラムの最終日には各受講者がレポートを提出し、担当講師から修了証の授与がおこなわれました。

このような様々な体験によって、多様な価値観に触れながら、北海道の歴史遺産と自然遺産に対する見識も深まり、非常に有意義なプログラムとなりました。

常呂実習施設周辺の遺跡見学(ところ遺跡の森・復元竪穴住居)
 
世界遺産知床の見学(知床五湖)
 
文化資源学講義の様子(北海文化研究常呂実習施設)