研究室の風景

Paul Horwich 教授連続講演会


東京大学人文社会系研究科哲学研究室では、このたび、New York University のPaul Horwich教授を学術振興会外国人研究者招へいのプログラムを通じてお招きし、連続講演をしていただくことになりました。Horwich 教授は現代の科学哲学・分析哲学を代表する哲学者の一人です。時間論や因果論の研究を端緒として、現在では「真理のデフレ理論」の論陣を強力に張って、それを多様な問題に応用しています。主な著書としては、 などがあります。連続講演は以下の要領にて開催いたします。使用言語は英語で、通訳は特につけません。講演原稿は間に合えばこちらでプリントを用意いたします。参加無料ですので、ふるってご参集ください。

場所:東京大学本郷キャンパス法文2 号館教員談話室

また、Horwich 教授は次のワークショップにも参加して、提題いたします。

『国際ウィトゲンシュタイン・ワークショップat 東京大学』

日時:2007 年6 月2 日(土)午後1 時より
場所:東京大学本郷キャンパス法文2 号館文学部一番大教室

Horwich 教授は'Meaning as Use' と題して第3 セッションで提題します。ほかに鬼界彰夫教授(第1 セッション)、Paul Boghossian 教授(第2 セッション)が提題します。 このワークショップの情報は東京大学文学部・人文社会系研究科のWebpageか、東京大学哲学研究室の案内ページをご覧ください。

*なお、Horwich 教授は、他に下記の大学にてもそれぞれの演題にて講演を行います。
詳細については、かっこ内の各大学のオーガナイザに照会してください。

2007 年5 月25 日(金) 京都大学'The Nature of Paradox' (出口康夫准教授)
2007 年5 月30 日(水) 慶應義塾大学'The Value of Truth' (飯田隆教授)
2007 年6 月6 日(水) 首都大学東京'A World without 'Isms'' (丹治信春教授)
2007 年6 月15 日(金) 北海道大学'The Emotive Nature of Normative Concepts'(山田友幸教授)

こちらに印刷用PDFファイルがあります。