東日本大震災によせて −日本の方への応援メッセージ−
                                            厳  妍(中国)

 この度の東日本大震災で被災なさった方々に心からのお見舞いを申し上げます。震災のあまりの大きさに、人間は自然の前に本当に無力で小さいものだと感じました。

 3年前、中国の四川も大地震にあいました。多くの人の命が奪われて、巨額の財産も失ってしまいました。我々、中国人は身を切られる痛みを感じましたが、そのような痛みは震災を体験した方をはじめとして、日本人の皆さんの心の中にもきっとあるでしょう。でも、頑張りましょう!失った家族との思い出は大切に心の中に保ちながら、生活を再建して、明るく生きていきましょう。私も日本が必ず立ち直ることを信じ、日本の方々のために心から祈っています。





                                            黄 建霖(台湾)

 この度の大震災で被災なさった方々に心からのお見舞いを申し上げます。

 日本の比ではありませんが、台湾でも恐ろしい地震がありました。ですから、地震の恐ろしさは私にも想像できます。亡くなった方は本当にお気の毒だと思いますが、地震の後、苦しむのはむしろ生き残った人だといえるでしょう。すべてを失った方々の生活は大変だと思われますが、目に見える復旧より、心の傷など、目に見えない復旧のほうがよほど難しいと思います。しかし、時間がかかるかもしれませんが、記憶はやがて時の流れと共に薄れて行くでしょう。心に残った傷もきっと癒されていくと信じています。

 私たち外国人は、皆さんの悲しみの重さを胸の中に置きながら、黙々と見守るしかありませんが、ただ、「ずっと日本を応援している」という気持ちだけは、被災地の方々に、伝えたいと思います。「がんばろう!日本」





                                           蔡 カリン(台湾)

 このたびの東日本大震災の被害に遭われました皆様に、お見舞い申し上げます。また、ご家族を亡くされた方には心からお悔やみを申し上げ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 3月11日の震災以来、メディアを通して地震と津波に苦しむ東日本の様子が報じられ、深い悲しみを感じています。

 私たち、台湾人には皆さんのお気持ちがよくわかります。台湾も1999年9月21日に阪神大地震を上回る大きい地震を経験したからです。

 921大地震の時には、たくさんの生命が奪われ、故郷も破壊され、人々の笑顔も瓦礫の下に埋もれ、消えてなくなりました。けれども、すぐに世界各国の方々から関心と愛が寄せられ、私たちは復興に向けての大きな勇気を得ることができました。

 特に、日本は台湾に直ちに救助隊を派遣してくれ、多くの国民の方々も義援金を送ってくださいました。

 日本は地理的に台湾に最も近く、台湾との関係も深い国です。今回の地震ではすべての台湾人が日本を助けたいと思っています。ユーチューブには、「日本がんばれ! 日本がんばれ!」と叫んで応援する台湾の小学生たちの姿も掲載されています。

 私たちの心は皆様と共にあります。日本の復興を心から応援したいという、私たちのこの熱い気持ちが皆様に届き、皆様の心を茶湯のように温めることができるよう願っています。





                                  トウ ゲックティング(マレーシア)

 皆様、こんにちは。

 平成23年3月11日、東日本を中心として発生した地震により、多くの被害者が出ました。最愛の家族や大事な財産などを失った方々の姿を見て、私は悲しみや涙を禁じえませんでした。その日から2ヶ月経った今も、被災された方々ががんばっていらっしゃる様子が伝わっています。

 がんばっている皆様の一刻も早く普通の生活に戻りたいという気持ちはよく分かります。でも、皆様、頑張りすぎないで、一歩ずつ、少しずつ、前に進んでください。疲れたときには休憩も取り、心のケアにも注意してください。皆様は一人で頑張っているのではありません。今は、日本人はもちろん、全世界の人々が心から被災された方々を応援しています。皆様の声を聞き、できるかぎりお手伝いしたいと思っています。そして、私たちは「日本なら大丈夫!すぐに復興できる!」と信じています。

 実は、中国語には「雨過天晴」という言葉があります。これは日本語に訳すと、「雨が降った後は、晴れる」という意味です。皆様、この世の中には、やまない雨はありません。それと同じように、絶望の後にも、きっと希望がやってくることを信じてください。皆様が悲しみを乗り越え、笑顔を取り戻すことができるよう、私たちは応援しています。





                                            柳 承喜(韓国)

 3月11日に発生した東日本大震災で約2万7,800人の方々の命が奪われました。地震や津波の天災に原発事故による人災も重なって、被災した方の数も避難した10万以上の方を含め、多数に上っています。地震から2ヶ月たっても、相変らず被害復旧作業が進行中であり、行方不明者たちの捜索作業も続いています。亡くなられた幾多の方々のご冥福をお祈りするとともに、幾多の被災者の方々が早く日常生活に戻ることができるようにお祈しております。

 私は生まれて初めて地震を経験しました。住んでいるマンションは26階建てですから地震による振動はとてもひどく、恐怖を覚えました。地震が発生すると電話も携帯電話も切れてしまい、どうしたらよいか分からなかったので、取りあえずテレビをつけると、震災の報道をしていました。

 ニュースで知った震災の様子についてはいろいろ驚くことがありました。地震や津波に原発事故まで重なった災害の規模の大きさ、日本人の方々の秩序だった行動、落ち着いて自制された報道などです。特に感心したのは、NHKが扇情的で誇張された報道は一切せず、災害を乗り越えることに焦点を合わせていたことです。原発事故についても科学的な視点からの報道で、危険を強調しすぎて不安をあおるようなものではありませんでした。このような報道のおかげで、私はその後も落ち着いて行動することができたのです。

 大打撃に苦しみながらも、冷静な対応をした日本国民が全世界の人々に与えた教訓は非常に大きいと思います。私はこのようなすばらしい日本の力を信じています。 私が大震災以後に日本にまた戻ったのも日本の力を信じているからです。

 日本の皆様を応援しています。 がんばろう 日本!





                                  マヤ・レンチョフスカ(ポーランド)

 東北の皆様、こんにちは。私の名前はマヤです。

 私の母国、ポーランドには、津波や地震は起きません。ですから、今回の大きな地震で被害を受けた方たちの痛みや苦しみが本当にはわかりにくいところもあるかもしれません。

 私は、外国人の多くがそうであるように、東北について余り多く知りません。一回だけ仙台に七夕祭りを見に行きました。しかし、そのときは、とても、特別な方々とお会いして、特別な景色を見たので、特別な雰囲気を感じることができました。それは津波や地震で壊れることのないものだと信じています。

 ですから、皆さんにぜひ申し上げたいことがあります。皆さんはすでに何回も聞いていて、もう聞きたくなくなったことなのかもしれません。でも、私は心からお伝えしたいのです。

 東北の皆様、希望を失わないで、強く生きてください。

 私は去年の10月に来日して日本で半年を過ごし、東北の方だけではなく、日本の方がどういう方々なのか分かるようになりました。あなたがたは、どんな痛みもどんな苦しみも、乗り越える力を持っている、すばらしい国民だと思います。

 ですから、がんばれニッポン!がんばれ東北!

 私たち、日本にいる外国人は、心から応援しています。