学部学生・大学院学生のみなさんへ

 

                  夏季の節電における健康への配慮について

 

 授業期間も終わり、みなさんはそれぞれのペースで勉学に励まれていることと思います。

 さて、みなさんご承知のとおり、福島第1原発事故の影響で、今年の夏は節電を求められており、東大構内でも

冷房は28度設定とする等の対応を徹底しているところですが、連日の猛暑で、冷房のないところではかなりの高温・

高湿度となっているところが見受けられます。

 大学本部からの情報によりますと、現在、学内外で熱中症の報告が出ております。熱中症は、命にかかわる重篤

な状態になることがあります。自宅等での過ごし方にも十分注意し、過度な節電により健康を損ねることのないように

注意してください。

 当学部・研究科には、学生の自習施設「三友館」があります。冷房も効いており、静けさも利用者によって保たれて

いますので、授業のないこの時期も活用してください。

 また、熱中症に限らず、自身の健康や事故等に十分注意し、この長い夏休み期間を有意義に過ごしてください。

授業再開時には元気な姿で集まってくれることを願っています。

 

 

     平成23年7月22日
           
                                                    文学部長
                                                    人文社会系研究科長
                                                    中 地 義 和