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第16回講演会「船からみた日中交流史」
主催:造船班
日時:2006年7月29日(土)14:00~17:00
場所:静岡市東部勤労者福祉センター 清水テルサ 大研修室
講演1:寺尾 裕(てらお ゆたか、東海大学教授)
文科省特定領域研究「東アジア海域交流」造船班の活動報告
講演2:八木 光(やぎ ひかる、東海大学教授)
琉球進貢船の特徴と抵抗性能
講演3:遠澤 葆(えんざわ しげる、海事史研究会)
入唐求法巡礼行記から遣唐使船を推理する
講演4:ランディ 佐々木(Randall Sasaki テキサスA&M大学院生)
アジアの沈没船を復元する:水中考古学の成果
講演5:安達 裕之(あだち ひろゆき、東京大学大学院教授)
大陸・半島・列島の船
司会:渡邉 啓介(わたなべ けいすけ、東海大学助教授)
参加者:計50名(うち特定領域構成員6名)
 
 「日中交流史における海事・造船技術に関する工学的検討」班では、日中交流の基盤であった海事・造船技術について、現代の造船技術者の観点から工学的検討を試みることを目標にしている。これまでに、韓国木浦出土の新安船、中国泉州出土の泉州船、中国蓬莱出土の蓬莱船について、現地調査、文献調査及び研究者訪問等を行ってきた。そして、復元根拠、中韓での船舶工学的検討について調査しながら、琉球進貢船を対象に線図データ及び復元模型を製作し、回流水槽で抵抗計測実験、流体解析ソフトによる性能推定計算等を実施してきた。本ミニシンポジウムでは、これら工学的成果の一部を報告すると共に、一連の調査の結果として本班の研究に重要であると再認識した、中韓の古船の歴史考証、海底に沈没した遺跡や船を復元する水中考古学の世界動向などについても講師を招いて講演して頂き、活発な意見交換がなされた。
(文責:渡邉 啓介)
 
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