以下のQ&Aは、IAHR研究発表説明会(2004年4月24日・東京大学)で行なわれました質疑応答の内容をまとめたものです。

登録に関する質問
支払いに関する質問
審査と発表原稿に関する質問
資金援助に関する質問
パネル(シンポジウム・ラウンドテーブル)に関する質問
個人研究発表に関する質問
パネルの作成とパネリスト募集に関する質問


 
   登録に関する質問

・正式登録はどうやって行なうのですか?
IAHR2005では、ホームページ上・郵送・FAXで、登録や参加費支払い、およびホテルの予約等ができます。
 なお、ホームページ上での登録・支払い・予約は、まず新規登録に入ります。その後は、個人情報の登録・パスワード設定⇒演題登録・参加申込(・宿泊申込)⇒支払いという順序で行なわれます。

・正式登録の締切りはいつですか?
 2004年9月30日です(原則として)。
 なお支払いは、2004年9月30日までが通常料金、2004年12月31日までが割増料金となります。

・登録の際に英語が必要ですか?
 日本人ないしは日本語が堪能な方は、必ず日本語と英語(あるいはローマ字表記)の両方で記入してください。発表要旨も日本語と英語の両方を必ずご提出なさってください。プログラムは英語と日本語の双方で作成する予定です。

・日本語でのみ発表を希望する場合も登録の際に英語を記入するのですか?
 はい。必ず日本語と英語の双方を記入してください。

・登録は各人別で行なうのでしょうか? パネル(シンポジウム、ラウンドテーブル)で一括した登録を行なうでしょうか?
 原則として各人別でご登録お願いいたします。ただし、コンビーナーは、パネル全体の登録も行なってください。各パネリストは、そのパネル名とコンビーナー名、個々人の発表題目と個々人の氏名等を登録してください。コンビーナーがパネリストを兼ねている場合は、コンビーナーとしての登録と、パネリストとしての登録の両方を行なってください。
 登録用の申込用紙が足りない場合には、人数分(件数分)を、印刷版サーキュラーからコピーされるか、もしくはPDF版から印刷してご利用ください。

・パネルの登録では、発表要旨の提出はどのように行なうのですか?
パネルのコンビーナーは、パネル全体の発表題目と要旨を提出してください。パネリストは各自の発表題目と要旨を提出してください。なお、コンビーナーがパネリストを兼ねている場合には、パネル全体の発表題目と要旨とともに、パネリストとしての個別の発表題目と要旨も提出してください。

・レスポンデント(ディスカッサントやコメンテーター)は、何をする人でしょうか。レスポンデントはパネルに必要でしょうか。
レスポンデント(ディスカッサントやコメンテーター)は、パネリストの発表内容に対し、パネル構成員の1人としてコメントをする方です。パネルにパネリストは必須ですが、レスポンデントは必須ではありません。また1つのパネルに、複数のレスポンデントをご用意いただいてもかまいません。

・レスポンデント(ディスカッサントやコメンテーター)としてのみ、参加したいのですが、その場合も登録・支払いだけでなく、題目・要旨も提出しなくてはいけないのでしょうか? 
登録と支払いのみお願いいたします。発表題目や発表要旨の提出は必要ありません。
なお、登録の際には、研究発表申込の用紙(もしくは申込画面)の発表題目と発表要旨の欄に、レスポンデントと記入してください。

・登録後に、個々人の登録番号が与えられるとありますが、これは何に必要なのでしょうか?
 登録番号は大会当日にプログラム等をお渡しする際に必要ですので、当日、忘れずにお持ちください。

・仮登録後に登録内容を変更する事は可能ですか?
 可能です。仮登録は、事務局側で、参加者の人数や発表分野など大まかな内容を把握する事が目的でした。また個人研究発表をパネル化する際の基礎資料ともなります。

・仮登録だけで発表資格があるのですか?
 ありません。正式登録は大会参加費の支払いを含んでいるので、必ず正式登録を行なってください。
 
・仮登録をしていないと正式登録できないのでしょうか?
 仮登録されていない方も、正式登録から登録を行なえます。

・正式登録を行なった後に変更はいつまで可能ですか?
正式登録においては2004年9月30日までは内容の変更が可能です。オンライン登録でも書き換えは可能です。

・正式登録の取り消しは可能ですか?
 可能です。ただし、2004年9月30日以降の取り消しについては、登録受付への連絡が必要になります。また、大会直前の取り消しについては、支払い済み料金の一部または全額が返金されないことがあります。

・複数の発表登録を行なう事は可能ですか?
 可能です。オンライン上でも複数発表の登録が可能なようになっております。
 ただし、個々人の発表(個人研究発表、パネリストなど)は2つを目安としてください。それ以外にコンビーナーや司会・レスポンデントなども務めることができます。それ以上をご希望の方は、事務局までご相談ください。



   支払いに関する質問

・参加費支払いはどのように行なうのですか?
 参加費は日本円での支払いとなります。日本在住の方は、手数料の安い郵便振替を是非ご利用ください。

・支払いの変更やキャンセルを行なう場合は、どのようにしたらよいですか?
支払い後に、内容の変更やキャンセルを行なうのは若干複雑になります。必ず登録受付にご相談ください。

・一週間の開催期間中は、全日参加が必要ですか?
 資金援助を得て参加している外国人は全日参加が前提ですが、その他の方は、全日参加の義務はございません。しかし、参加費は一週間通しの費用をお支払いください。

・特定プログラムの聴講は可能ですか?
 参加登録が原則です。詳細については大会事務局にお尋ね下さい。

・通訳者の参加は有料ですか?
 通訳のみに従事する方は無料です。ただし、その方が通訳業務と関わりの無い発表を聞く場合、通訳業務と関わりの無い発言を発表の場で行なう場合、およびレセプションやバンケット、エクスカーションに参加される場合は、参加費の支払いが必要です。

・報道関係者の入場は有料ですか?
 未定です。

・参加費の支払いは個々人で行なった方が良いでしょうか?
 支払いについては、各個人で責任を持ち、個別にお支払いいただいた方がよいと思います。パネルでまとめて支払うと、入金額に不足・超過があった場合に、責任の所在が不明確になりやすいと思います。

・参加費の支払い後、どのくらいで支払い確認の返事が来るのですか?
 「株式会社・日本コンベンションサービス IAHR2005登録受付」が返答を行ないますが、オンラインでの支払いの場合、すぐに返答が来ます。返答が遅い場合は、下記連絡先までご確認ください。

・参加費支払いの確認等についての質問は、どこに尋ねればよいのでしょうか?
 「株式会社・日本コンベンションサービス IAHR2005登録受付」までご連絡ください。

参加費支払い確認に関する連絡先:
〒100-0013東京都千代田区霞が関1−4−2
大同生命霞ヶ関ビル18階
株式会社 日本コンベンションサービス IAHR2005登録受付
TEL: 03-3508-1229 FAX: 03-3508-1695
E-mail: iahrreg@convention.co.jp


  審査と発表原稿に関する質問

・各発表は、大会サブテーマのどれかに関わるものでないと認められないのですか?
 サブテーマに即した発表でなくても構いません。もちろんサブテーマに関連した発表は歓迎いたします。しかしそれ以外の個別テーマに基づく発表も歓迎いたします。
 なお、プレナリー・セッションは各サブテーマに即したものとなっております。したがいまして、個々の研究発表でサブテーマに関連するものは、できるだけそのサブテーマに即したプレナリー・セッションと同じ日に発表ができるよう調整したいと考えております。

・発表内容について事前審査があるとの事ですが、返事はいつ来ますか?
 仮登録の内容を審査します。セカンド・サーキュラーの通知とともに、2004年5月に承認の通知を行ないます。
 発表要旨も審査の対象となりますが、この審査結果の通知はホームページ上でのプログラムの提示(12月頃)をもって代えさせていだだきます。万一、審査の過程で問題が生じた場合には、事務局から発表希望者に連絡いたします。
 
・発表内容審査のために必要な書類はありますか?
 題名と発表要旨のみです。特別なペーパー等は必要ありません。

・会議終了後にプロシーディングス等を作成するための原稿を提出する必要はありますか?
 一般発表の原稿を網羅的に掲載するかたちでのプロシーディングスを作成するかどうかは、手続上および経済的な事情もあり、現在検討中です。この件につきましては、本年中に決定し、HP等で周知いたします。



  資金援助に関する質問

・海外からの参加者には、資金援助の制度があるとの事ですが、申請はどうのようにしたらよいのでしょうか?
 資金援助に必要な書類や資格等についてのご質問は事務局へお問合せください。

・資金援助の申請締切りと援助決定の時期いつでしょうか?
 申請の締切りは2004年7月30日です。援助対象者・援助金額の決定は2004年8月中旬から9月初旬に行なう予定です。

・資金援助者の参加費支払いは、どのように行なうのでしょうか?
 原則として参加費を支払った方に資金援助の資格が与えられます。しかし、場合によっては参加費を送金できないという事情を抱えた国もあります。その場合には、大会参加費猶予願いの申請を行い、会議当日に参加費を支払っていただく事も可能です。詳しくは事務局にお問合せください。



  パネル(シンポジウム・ラウンドテーブル)に関する質問

・パネルとシンポジウムの違いは何ですか?
 シンポジウムは、基本的に出版の計画のある会合です。その他シンポジウムなら2時間以上同一の部屋で通しの会合ができます。またシンポジウムにはできるだけ大きな部屋を用意し、多くの聴衆が入れるような配慮も場合によっては可能です。パネルは出版計画の有無は関係ありませんし、また2時間枠内での発表となります。

・関連する複数のシンポジウムないしはパネルを設定し、かつ2〜3日に渡って会合を行なう事は可能でしょうか?
 可能です。あらかじめ事務局にご相談下さい。

・複数パネルを束ねてシンポジウムとする場合、コンビーナーは誰になるのでしょうか?各パネルのコンビーナーと、複数パネルを統合したシンポジウム全体の責任者としてのコンビーナーといった二段階のコンビーナーが必要なのでしょうか?
 どちらの様式を取られても構いません。会合の状況にあわせて適宜お選びください。

・パネルとラウンドテーブルの違いは何ですか?
 ラウンドテーブルは、事前に討議内容を共有した発表者達(最大10名)が、テーブルを囲んで討論を行なうといった形式です。個々人の発表時間が割り当てられているパネルとは異なり、比較的自由な討論会という形になります。

・複数の発表を行なう発表者に対しては、同時刻に発表が重ならないようにしてもらえますか?
 できる限り考慮いたします。

・複数の発表を行なう発表者に対しては、発表日があまり離れないようにしてもらえますか? 例えば初日と最終日に発表するというのは避けてもらいたいのですが。
 考慮したいと思いますが、原則としてプログラム全体の都合を優先いたします。

・パネルの時間配分を決めるのは誰ですか?
 コンビーナーです。ただし明確な規定はございません。

・パネル内での発表言語はどのように調整したらよいですか?
 コンビーナーおよびパネリストでご相談し決めてくださって結構です。

・パネル発表の通訳は用意してもらえますか?
 通訳者につきまして基本的には、IAHR2005実行委員会・事務局ではご用意いたしません(初日の公開シンポジウムと、各日のプレナリー・セッションのみ同時通訳を用意いたします)。パネル発表で通訳が必要な場合は、パネルごとにご用意なさってください。通訳のための諸設備はホテルおよびコンベンション会社がご用意することも可能です。必要な場合は、事務局までご連絡ください。ただし、設備の数は限られております。また設備使用は有料となります。

・パネル全体の発表要旨の提出は必要ですか?
 必要です。コンビーナーが提出してください。パネリスト個々の発表内容の要旨については、個々人で提出してください。

・パネルの登録に不備があった場合に、連絡はいただけますか?
 パネル登録の不備がある場合(例えば、予定されているあるパネリストが、登録期限が近づいても未登録の場合など)は、事務局(ないしは登録受付)が、パネリスト全員に連絡を行ないますが、コンビーナーの方もそのようなことのないようご注意ください。



  個人研究発表に関する質問

・個人研究発表はすべてパネルに入らなければならいのですか?
 原則として個人研究発表は全てパネル化します。

・個人研究発表のパネル化の作業は誰が行なうのですか?
 できるだけ参加者の自主的なパネル形成を優先し、パネルに組み込まれていない個人研究発表については、日本側プログラム委員会と協力して、最終的にはIAHR大会プログラム委員会(Gerrie ter Haar委員長)がパネル化を行ないます。

・既にあるパネルに、プログラム委員会が他の発表者を組み込むという事はありますか?
 無理やり組み込むという事はありません。ただし、そのパネルに欠員が出で新たなパネリストの補充が必要な場合には、ご相談を受け付けます。

・日本語のみで個人研究発表を行なう者もパネル化するのですか?
 未定です。ただし、日本語での個人研究発表(日本人ならびに日本語が堪能な日本研究者による日本語での個人研究発表)は、中日の27日(日)(海外からの参加者の多くはエクスカーションに参加)に行なわれる予定です。パネル化されなかった日本語での個人研究発表の多くは、この日に組み込まれます。ここでの発表をパネル化するかどうかについては、未定です。

・個人研究発表をプログラム委員会で束ねたパネルの場合、誰がコンビーナーになるのですか?
 コンビーナーはおりません。なお、プログラム委員会からパネリストの1人に、パネルの司会者をお願いすることがあります。また各発表者相互の連絡を事前に取っていただけるよう、事務局がお手伝いいたします。

・個人研究発表をプログラム委員会で束ねたパネルの場合、パネル全体の題目や発表要旨を提出する必要がありますか?
 必要ありません。



  パネルの作成とパネリスト募集に関する質問

・パネリストを揃えるあてはないのですが、パネルをつくりたい時はどうしたらよいでしょうか?
 事務局へご連絡ください。ご連絡いただいた方にコンビーナーになっていただき、ホームページ上で、パネリストを募集することを検討中です。

・パネルに欠員があるかどうかを知りたい場合には、どうしたらよいでしょうか?
 すでに募集を終えたパネルと、欠員補充を募集しているパネルを分けて、ホームページ上で提示することを検討中です。

・パネルの欠員補充に応募する場合、コンビーナーと事務局のどちらに連絡をしたらよいでしょうか?
 コンビーナーがホームページ上で連絡先を開示している場合には、コンビーナーに直接ご連絡ください。その他の場合には事務局へご連絡ください。

・日本人と外国人でパネルを作る事は可能ですか?
 もちろん可能です。むしろ国際会議ですので、できる限り他の国の方々と交流できる機会を提供したいと考えております。