高校生のためのオープンキャンパス2018
文学部企画

東京大学全学で開催される今年度のオープンキャンパスにて、文学部は8月2日(木)に、研究室見学ツアー、模擬講義、教員著書展示、個別相談コーナーの4つの企画で高校生・受験生の皆さんをお待ちしています。

研究室見学ツアー

集合場所:法文2号館1階 学生ホール

  • 見学コースは下記4つのコースです。ツアーは計2回行います(同一のツアーの繰り返しです)。所要時間は移動等含め、60分程度です。
  • 15名程度のグループに分かれ、教員や学生の案内により見学していただきます。
  • 事前予約にて参加申込みされた方のみご参加いただけます。参加者はツアー開始の15分前までに、法文2号館1階の学生ホールに集合してください。
  • 企画開始時間の5分前を過ぎても受付に来られない場合、キャンセル扱いとなりますのでご注意ください。

見学ツアー・タイムテーブル

第1回 11:00~12:00 第2回 13:30~14:30

ツアー1 哲学研究室 → 考古学研究室
ツアー2 考古学研究室 → 哲学研究室
ツアー3 英語英米文学研究室 → 心理学研究室
ツアー4 心理学研究室 → 英語英米文学研究室

見学内容

* 哲学研究室

 哲学研究室は、西洋哲学の主に文献研究を通して、哲学することを学び、実践する場です。少し具体的に言えば、プラトン、カント、ウィトゲンシュタインといった哲学史上の大きな哲学者の文献読解をもとにしながら、自ら哲学することを学び、最終的には自らの哲学を形成することを目指します。研究室ツアーでは、授業で用いているテキストや卒業論文のテーマなどを紹介しながら、哲学するとはどういうことか、そのために何を学ぶ必要があるのか、哲学にはどんな意義があるのか等について、出来るだけわかりやすく説明します。

* 考古学研究室

 皆さんは、考古学といえば、どのような学問だと考えるでしょうか。「大昔のことを研究する学問」、「発掘をする学問」といったイメージを持っている人が多いかもしれません。実は、考古学は範囲がもっと広く、人類が道具を使い始めてから現在にいたるまでの人類の歴史全体を、あらゆる手法を駆使しながら「物」を通して研究する学問です。今回のツアーでは、考古学という学問の説明をしたあとに、文学部内にある世界各地の考古遺物が収蔵されている列品室という部屋を案内し、収められている考古遺物の解説をしながら、皆さんを考古学研究の世界にご招待します。

* 英語英米文学研究室

 英文研究室は、大きく分けて、イギリス文学、アメリカ文学、英語学の三つの異なる領域をカバーしています。文学研究では、個別の作家の作品を丁寧に読み込んでテクストの細部を分析し、英語学研究では、英文法だけではなく自然言語一般についての理論を念頭に置きながら言語表現の構造の解明を目指します。学生は、幅広い研究対象の中から関心のある分野で自らテーマを選んで卒業論文を書くことになります。このツアーでは、研究室所蔵の書籍や学術雑誌を見ていただくとともに、具体的にどのような研究がなされているか、その一端をご紹介します。

* 心理学研究室

 心理学研究室では、心の仕組みを科学的に解明することに取り組んでいます。1903年に設立された日本最初の心理学研究室です。日常生活で感じられる心の不思議を出発点として、人類最後のフロンティアとも言われる脳と心の関係を解き明かしています。当研究室で扱うテーマは、視覚、注意、運動学習、社会認知などさまざまですが、いずれのテーマでも心理実験を重視して、心に関する仮説を実証的に研究しています。心理実験とはどのようなものでしょうか? 研究室ツアーでは、体を動かす心の仕組みに関して、初歩的な心理実験の様子を紹介します。

模擬講義

受付場所:法文2号館2階 1番大教室入口

  • 会場は法文2号館2階の1番大教室(定員200名)です。1番大教室隣の2番大教室(定員150名)で中継も行います。
  • 10:00、12:30、15:00の3回にわたり、それぞれ異なった分野を専門とする文学部教員3名が模擬講義を行います。模擬講義に先立って、文学部長の挨拶があります。
  • 受付は講義開始の30分前から行い、先着順に入場していただきます。受付開始時間に直接受付場所までお越しください。本会場(1番大教室)が定員に達した後は、中継会場(2番大教室)をご案内します。

模擬講義時間割

10:00~10:45

「鎌倉幕府の成立 ―頼朝の決断―」

高橋 典幸 准教授(日本史学)


鎌倉幕府の成立は教科書にも載っている有名な出来事ですが、それが日本の歴史にとってどのような意味があるのか、初代将軍源頼朝の行動をたどりながら考えてみましょう。


講師紹介はこちら

12:30~13:15

「チカーノの悲しみと怒りに耳を澄ませて」

柳原 孝敦 教授(現代文芸論)


アメリカ合衆国のメキシコ系住民(チカーノ)を扱った演劇作品を手がかりに、現代文学の諸問題を考えます。スペイン語混じりの英語、マイノリティや移民、暴力、文学的伝統の取り込みといった様々な問題がそこにはあります。


講師紹介はこちら

15:00~15:45

「秦の始皇帝と現代日本の漢字」

大西 克也 教授(中国語中国文学)


秦の始皇帝による文字統一は、私たちが使う漢字の姿と文化に大きな影響を与えました。お金、ハンコ、パスポート、入試の書取り等、現代日本に見られる秦の漢字文化の名残を、最新の出土資料から探ります。


講師紹介はこちら

教員著書展示

  • 法文2号館1階の三友館で、文学部教員の著書を展示します。
  • 予約は不要、自由に入場いただけます。ただし予想を超える大人数となった場合には、入場をお待ちいただくことがあります。あらかじめご了承ください。
  • 保護者の方にもご入場いただけます。

個別相談コーナー

  • 法文2号館1階の三友館で、文学部や大学院人文社会系研究科の現役学生が、皆さんからの質問や学習相談等にお答えします。
  • 予約は不要、自由に入場いただけます。ただし予想を超える大人数となった場合には、入場をお待ちいただくことがあります。あらかじめご了承ください。
  • 保護者の同席は可能ですが、保護者のみでの参加はできません。

参加をご希望の方へ