口頭表現Bクラス  専門について述べる

韓国語の呼称と述部待遇表現

 

韓国朝鮮言語社会  金  美(韓国)

 

 

皆さん、こんにちは。金美です。今日は私の専門について簡単にご説明したいと思います。

 呼称  待遇法
 例:父親に対して
・お父さん
・パパ
・父ちゃん
・親父
 例:父親がどこへ行くのか尋ねる
・どちらへ?
・どちらへ行かれますか
・どこへ行きますか
・どこ行くの?

私の研究テーマは『韓国語の呼称と述部待遇表現』です。呼称というのは人を呼ぶ際に使う代名詞です。例えば日本語でも、お父さんを呼ぶ時、「お父さん」、「父さん」、「パパ」、「親父」など、呼び方が様々です。時と場合、また異なる年齢層によって呼び方も異なります。更に、呼称と結びつく大事な要素が述部待遇表現です。例えば、お父さんにどこに行くのかを尋ねるとき、「どこへ行きますか。」、「どこ行くの?」などと、表現の仕方は様々です。私は現代韓国語に関して、このような呼称と述部待遇表現をあわせた各場面における表現を把握し、それを通して敬語体系を更にはっきりさせたいと考えています。

 
呼称の例 
 夫婦の呼称  子どもの呼称  兄弟姉妹
子どもがいない夫婦
子どもがいる夫婦
他人がいるときの呼び方
結婚していない娘や息子
結婚した娘や息子
幼いときの兄弟姉妹
結婚した後の兄弟姉妹

私は呼称と述部表現について、主に夫婦関係と親子関係の場合を研究しようと考えています。夫婦関係では、妻が夫を呼ぶとき、夫が妻を呼ぶときに分類し、親子関係では子供が親を呼ぶとき、親が子供を呼ぶとき、子供が配偶者の親を呼ぶとき、配偶者の親が子供を呼ぶときなど様々な場面を設定して研究したいと思います。

  呼称と述部待遇表現は敬語体系を構成する主な要素であり、どちらが欠けても韓国語の敬語体系を完全に表すことはできないと思われます。しかし、現時点では両方を合わせた研究は非常に希です。たいへん難しい研究だとは思いますが、このような穴を私は研究を通して埋めたいのです。

 以上をもって私の専門分野に関する説明を終わります。ありがとうございました。