文章表現Ⅲクラス  現代における大学のあり方
 

現代の大学をめぐる問題

 

韓国朝鮮歴史文化  李 遠根 (韓国)

 

「大学」という言葉は昔から存在していた。中国の古典である「四書」の一

つが「大学」であるのだ。勿論、西洋と東洋の概念は少し差異があると思う。

何故なら、古典としての「大学」は儒学、あるいは儒教としてのお経なので、

向かう目的が違うはずである。儒学というのは本来が単純な学問を学ぶことで

はなく、「君子」という人柄を実現する、つまり人間らしく生きる為に学習す

る事なので、根本的に現代の大学や西洋の大学とは意味が違うかもしれない。

でもこれがそもそもの本来の意味であるのだ。

しかし現代の「大学」というのは、高校を卒業した後、もっといい仕事をす

る為の中間の乗り換え駅のような役割をしている。つまりお金の問題を考え

て、よりたくさんのお金をかせぐために「大学」という建物に通っているの

である。それは日本と韓国はほぼ同じだと思う。さらに、塾の数は日本に比べ

たら韓国の方がもっと多いと思う。教室より図書館にいる人がもっと多い。

就職の為に図書館で英語や資格を得るための勉強をしている人も多い。韓国は

学校も図書館も
24時間開放している所も多い。でも日本の大学の現状について

はまだよく知らない。私は来たばかりなので大学生の生活はよくわからない

が、資料を読んだ後、ほぼ韓国と同じであるように感じる。卒業後の仕事の

問題、塾等の私的レベルの教育の問題、公的教育にとってのお金の問題があ

る。

教育というのは百年後を見てするべきであるが、最近の教育政策は政権交代

する度に少しずつ違っている。政権が交代しようと、教育政策は一貫して百年

後を考えて行う必要があると思う。