文法クラス  私が子どもだったとき
         

私が子どもだったとき

 

法学  チャン ルー マン(マレーシア)

 

今から20年以上前に私は生まれました。本当にあっという間に長い年月が経

ちました。日本留学して、最近たくさんの記憶がよみがえりました。

 私はまだ1〜2歳の頃は、テレビの広告を見るのが大好きでした。「お母さんは

あなたを落ち着かせるために、わざわざ広告だけのビデオを作ったのです」と伯

母さんに言われました。しかし、私は全く覚えていません。それがおそらく私と

テレビとの最初の出会いでした。それが切掛けで番組を見るのが好きになったの

だと思います。

 マレーシアはいろいろな言語を使っているので、テレビ番組も吹き替えではな

く、殆ど字幕で放送されています。私が言語を勉強するようになったのは、おそ

らくテレビ番組のおかげです。小学2年生になったとき、いっぱい香港ドラマを

見ました。気がつくと、だんだん広東語が話せるようになり、字幕がなくてもわ

かるようになっていました。

 小学5年生から、家計のために仕事を始めた母親に代わって、学校休みの時は

祖父母が面倒をみてくれるようになりました。その時英語の映画と漫画が好きに

なりました。毎日休みなのに、早く起きてテレビをずっと見ていました。母親が

いないから、何時間でも見られ、一日のんびり過ごしていました。よく聞いてい

たので、そのころは耳から入ることをセンテンスで覚えていました。こうしてテ

レビは私の言語学習の道具になりました。

 この経験から、新たに外国語の勉強を始めるときは、まず外国語番組や映画や

を見たほうが良いと思います。今考えると子どものときよくテレビを見たのは悪

いことではなかったと思います。