文法クラス  わが国の観光地
         

歴史がそっくり生きている慶州

社会学  金 銀京(韓国)

慶州は小学校5年の時、修学旅行で行った記憶がある。当時は知識として

石窟庵、仏国寺、王陵、黄龍寺などを知ったが、それほど文化遺産として価値が

あるということや歴史が生きているということは考えなかった。この作文を通じ

てもう一度歴史が生きている慶州歴史遺跡地区を知ることができ、少し身近に感

じられるようになった。

慶州の本来の名前は徐羅伐だ。三国時代の992(B.C 57 - A.D 935)年の間、新

羅の首都であり続けただけに、慶州にははなやかな新羅の全てがあると言っても

過言ではない。ユネスコが選定した世界文化遺産の中の一つで、五ヵ所の慶州歴

史地区とともに石窟庵、仏国寺も世界文化遺産に指定されており、数多くの文化

遺産が集中的に集まっている都市遺跡だ。

国宝が31個、宝物が82個、史跡および名勝が78ヵ所など、国家指定文化財

だけでも212個に達する。その上、慶州全地域の平均1メートル下の土地の中に

はまだ古代の遺跡がそのまま残っているというから、その歴史的価値と重要性は

言葉につくすことはできない。都心に付き刺さるように存在する墓の数々、東洋

最大の査察の黄龍寺、露天博物館と呼ばれる程塔、仏像が多い南山、天体を観測

する瞻星台など、都市自体が一つの巨大な博物館であり貴重な文化遺産だ。

慶州歴史遺跡地区には新羅以来千年の古都の歴史と文化がそっくり残ってい

る。仏教遺跡、王京遺跡もよく保存されていて、すでに世界遺産として登載され

ている日本の京都や韓国の他の歴史遺跡と比較できる優れた遺跡と評価されてい

る。

 慶州のトハム山の山奥にあり、東海に面している石窟庵は完璧で卓抜した彫刻

のほどこされた独創的建築である。私がもっとも推薦したいところだ。東海から

昇る太陽を見ながらその光に照らされる石窟庵を見るのは至福の光景だ。誰でも

その光景に魅了され、その印象は永遠に残るだろう。