漢字学習クラス  私の今年の漢字(2010年)
                                            

 私の今年の漢字「適」

韓国朝鮮歴史文化  吉 珠嬉(韓国)

 私の 2010年、1年間を代表する漢字は「適」である。テキ、かな-う、かな-えると読む。

私がこの字を選択したのは「適応」の適だからだ。

2010年は私にとって適応するための年だった。8月末に韓国で大学院を修了して10

期から東京大学で研究生として学んでいる。初めての留学生活は期待通りのこともあっ

たが、適応するためのストレスが多かった。言語に対する負担や不慣れな土地、不慣れ

な人々との生活に適応することはかなり大変だった。

 一番苦労したのはやはり言葉だった。何か言う度に翻訳しなければならないことが知ら

ず知らずのうちにストレスになって、以前からよくなかった胃の具合がますます悪くなっ

てしまった。それに日本の食べ物も口に合わなくて、初めの二か月間の生活は大変だった。

 それでも徐々に日本語や日本の食べ物に適応していき、韓国人、日本人をはじめ、中

国人やヨーロッパの人々などの多様な国籍の人々と理解し合えるようになり、日本での生

活に楽しさが感じられるようになった。お互いに完壁ではない日本語を介して一緒に話し

たり、ショッピングをしたりした。日本に集まった、皆異なる国籍を持つ私たちの間の共通

語は日本語だが、この事実が非常に面白く感じられた。

 そして日本文化を理解するための本を捜してみたり、より日本らしい場所を訪ねたりし

た。その中の一つが浅草だったが、日本の美しさを感じることができた。

 今も私は日本の留学生活に適応中だ。少しずつここでの生活に適応し、楽しめるように

なりたい。そのためには、やはり一番重要なのがコミュニケーションで、意思疎通の道具

は言語だから、日本語の勉強に頑張りたいと思う。一所懸命に頑張って、日本の生活に

適応して行く2011年になったらいいと思う。