読解Wクラス  友人についてー記事を読んで意見を書くー
 

私の友人観

 

言語学  金 玉雪(中国)

 

朝日新聞で「天声人語」というコラムを読み、驚くと同時に心が重くなり、改めて友人

について考えてみた。

 河合氏が書いたように悪い事をしたり、罪を犯したりした人に対し、友人だという理由

で黙って話に乗ってくれたら真の「友情」なのか。私は、そうではない
と思う。本当の友

人なら、いいことをした時は褒めたり祝ったりし、悪い事をし
た時は本気で叱って反省

して正しく行動するように導き、困難に直面した時は心
から心配して助けたり励ました

りして応援するべきだ。

 また、今の学生が別に努力していないのに、友達ができないとか友達がいない恥ず

かしさに耐えられないと言いながら、やみくもに友達を探したり、携帯電話
に「友達」を

登録したり、あるいは友達ができないと失望したり、学校を中退し
たりして焦っていると

いう文章を目にして、もう一度心が痛くなった。

 学生たちが求める友達とは一体何だろう。ただ一緒に食事したり、喋ったり、遊んだ

り、買い物したりして空虚な心を慰めてくれる人なのか。そういう友達な
ら、お金を使っ

て奢ってあげれば一瞬でたくさん作れると思う。しかし、それは
非常に表面的、浅い関

係でお金がなくなればすぐ終わるかもしれないし、幸い続
いたとしても長くは維持し難

い。最も重要なのは、そこに本当の楽しさや幸せな
どは感じられないし、人生にも何の

意味も残さないということなのだ。だから、
何もせずに短期間で簡単に友達ができると

いうのは、本当に危なく危険なことだ。

 コラムの筆者が忠告しているように、「友情とは成長の遅い植物のようなもの」だ。換

言すれば、友人と友情とは、私たちが時間と感情と努力を注がないと得ら
れない貴重

なものである。

 だからこそ、人々に出会って知り合いになっても、よい友達になるためには、時間を

かけてお互いの気持ちが合うかどうか、価値観はどうか、お互いの生活に
いい影響を

与えてくれるかどうか、などを慎重に調べたほうがいいと思う。

 付き合うときにも、同じ話題、趣味、目標などがいないと、話が合わなくなったり、順

調に進まなくなったり、すぐ退屈を感じたりしやすいので、お互いの共
通点や関心事な

どに心がけながら、楽しく思われることなどを話題にするとか、
印象に残ること?読書、

運動、情報交換、ボランティア活動などを試すとかすると、
知らず知らずのうちに、二人

の間にいろいろな楽しい思い出もでき、仲良くなり、
徐々に表面的な段階を超えて深い

感情で交流する友人になれると思う。

 さらに、もっと元気で、美しい友情をはぐくむには、真心を入れなければならない。す

なわち、自分の独立心や魅力を高めてお互いの関心や注目などを引きつ
けながら、い

つも頑張って積極的に勉強や仕事、生活に努めるような精神と努力
が必要である。つ

まり、真の友人と友情は人生の宝物だから、本心を込めて一所
懸命努力しないと絶対

得られない。みんな勇気を持ってこの「宝物」を得るため
頑張ってほしい。