読解Uクラス  クローンと生命
 

ヒト・クローンについての意見

 

韓国朝鮮言語社会  陶 信達(中国)

 

クローン技術が世に現れて以来、人類はこの技術の利用に関して、いつも恐れと論

争の中にある。特に人類のクローンに関しては、人々はおおむね反対の意見を持って

いる。国連もヒト・クローンの誕生を禁止する法律を制定した。私はこの立法は正しい

と思う。ヒト・クローンが人類の倫理、道徳、技術などの問題に関わるとしたら、それは

もはや人類には解決できない問題となる。

まず、クローン技術は大量の流産や身体障害の赤ん坊をもたらすかもしれない。

して、ヒト・クローンは倫理学の自主原則にももとる。

ヒト・クローンの製造はよく以下のような場合が想定される。例えば、ある夫妻が事

故で一人っ子を失った。彼らは息子が新しく生まれ変わることを望む。そこでクローン

の技術を通じてもう1人の子供を造る。その体の圧倒的部分のゲノムは以前の子供の

ゲノムの複製である。このように、両親はある程度欲求を満たすことができよう。この

夫妻はあまりに初めの子供を愛したため、もう1人の子供を生まないで、初めの子供

のクローンを望むのである。生まれた二人目の子供は初めの子供と外形が異なって

いるかもしれないけれども、クローンは、初めの子供とあまり大きな違いはないはず

だ。彼を再生させたに等しい。両親は彼を通して彼らの失った子供を思い出すことがで

きる。だが、クローンは両親の1つのツールになりさがる。クローンは人が持つべき個

性が剥奪されるのである。

また、このような場合も考えられる。たとえば、聴覚障害の両親が自分たちと同じよ

うに聴覚障害のある胎児を産むことを望む。しかし、両親の望みとは違って、この胎児

は自分が1人の健康な人間であることを望むかもしれない。彼は人として持つべき開

放的な前途の権利を生まれながら欠いているのである。これはもちろん倫理学の1つ

の最も基本的な原則に背くものだ。

さらに、もし、私達の技術で人類に危害を与えるスーパー生命をつくり出すことがで

きるとするならば、その製造が許せるか。まさか許せるはずがない。一部の科学者

は、「科学でやり遂げられれば、やるべきである」というスローガンを掲げているが、こ

れは誤った観点である。事実は、いく人かの科学狂人が「科学の自由」の名の下に、

人類に危害を加えているのである。