亀山郁夫新訳『カラマーゾフの兄弟』(光文社古典新訳文庫)完結記念シンポジウム


―ロシア文学の古典新訳を考える―

 いまやロシア文学が最先端? ロシア文学の面白さが、光文社の古典新訳文庫で続々と刊行された清新な訳を通じて、再発見されつつあります。特に多くの読者を獲得し、話題になっている亀山郁夫氏による『カラマーゾフの兄弟』新訳完成を機に、ロシア文学の魅力と古典新訳の意義について語り合うシンポジウムを開催することにいたしました。光文社より豪華プレゼント(抽選で亀山訳『カラマーゾフの兄弟』全5巻箱入セット等)も準備されています
※入場無料、予約不要です(先着順。ただし満員の場合、立ち見をお願いすることもありますので、あらかじめご諒承ください)。

日時:2007722日()/午後時〜時(開場時半)

場所:東京大学文学部(本郷キャンパス)
           法文号館2階1番大教室(定員220名)


プログラム

<第1部> 2時〜3時40分

ロシア文学古典新訳を語る——翻訳家大集合(パネルディスカッション)

浦 雅春(東京大学教授、ゴーゴリ『鼻/外套/査察官』訳者)
望月哲男(北海道大学教授、トルストイ『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ』訳者)
安岡治子(東京大学准教授、ドストエフスキー『地下室の手記』訳者)
沼野恭子(NHKテレビ「ロシア語会話」講師、トゥルゲーネフ『初恋』訳者)

司会:毛利公美(東京大学文学部現代文芸論研究室助教)

 

<第2部> 4時〜5時

徹底討議——ここがすごい、『カラマーゾフの兄弟』

亀山郁夫(東京外国語大学教授、『カラマーゾフの兄弟』訳者)vs沼野充義(東京大学教授)



交通:地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷3丁目」、南北線「東大前」など下車、徒歩10分

構内案内図http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html

※法文2号館は、東大正門から安田講堂に向かって直進、右側2つ目の建物です。建物中央のアーケードの中ほどの左側のガラス戸から建物の中に入り、奥の階段を2階に上ってください。

主催:東京大学文学部現代文芸論研究室<電話・Fax:03-5841-7955 e-mail:genbun@l.u-tokyo.ac.jp>

後援:光文社