ハーバード大学世界文学研究所(IWL)第9回サマーセッション at Harvard のご案内

iwl2019ハーバード大学世界文学研究所(Institute for World Literature、略称IWL)は毎年夏に、一か月にわたって集中サマーセッションを開催しています。2018年度は7月2日から26日にわたって、東京大学本郷キャンパスで現代文芸論研究室が実施責任者となって開催されました。

2019年度の第9回サマーセッションは、7月1日~25日にハーバード大学で行われます。所長のデイヴィッド・ダムロッシュ教授を初めとして、ホミ・バーバ、レベッカ・ウォルコウィッツ、ローレンス・ヴェヌーティやその他、ハーバードの教授陣がセミナーリーダーに名前を連ねる、いつもにもましての充実した内容になっています。

詳細は(オンライン申込方法も含めて)以下のページに掲載されていますので、参加希望者は熟読してください。

詳細(IWL公式サイト) https://iwl.fas.harvard.edu/

参加希望者(原則として院生以上。来年度院生になる見込みの人も含む。また、ポスドクや若手ファカルティも歓迎)はオンラインで各自申し込む必要があります。所定の選考プロセスを経て合格した人だけが参加を認められます。

ただし東京大学文学部現代文芸論研究室はこのIWLの提携組織(パートナー)ですので、東京大学在籍者・関係者などで参加を希望する方は現代文芸論研究室に同時に申し出てください。東大からの参加者については、現代文芸論研究室からまとめて推薦をハーバードIWLに送りますので、推薦書も成績証明書も不要です(ただし、CVと英語での論文のサンプルは必要です)。

申込締め切りは2019年2月1日です。  
参加に必要な授業料は1800ドルですが、東大からの推薦を受けて参加する人2名については半額免除で900ドルになります。2名を超えての東大からの参加が認められた場合、授業料半額免除が2名を超えた分について認められるかは保証できません。なお、その他の必要経費(往復航空費、滞在費(寮費)、食費・生活費など)はすべて自己負担となります。

世界の若手研究者たちに交じって、すべて英語で行われる、1か月間にわたるハーバードでの集中的セミナーに参加することは、貴重なハーバード・ミニ留学経験になることと思います。

なお、詳細は上記HPをよく読めばほぼすべてのことが書かれていますが、質問がある方は、遠慮なく研究室まで直接問い合わせてください。また特別な事情のある方もご相談ください。

 

東京大学大学院人文社会系研究科
現代文芸論・スラヴ文学
IWL連携責任者 教授 沼野充義