お知らせ

これまでもラテンアメリカ文学の授業を担当し、非常勤ながら現代文芸論の重要な一端を担ってきた野谷文昭さんが、この4月から東大に移って、現代文芸論研究室の一員になります。沼野がロシア・東欧を、柴田が英語圏文学を中心に授業をしているのに加えて、野谷さんがラテンアメリカの文学や映画を講じる場が恒常的にできたことによって、学生諸君の幅広い興味によりよく応えられるようになりました。もちろん、世界にはまだまださまざまな言語があり、さまざまな文学があって、そのすべてをカバーしているわけではないことは百も承知ですが、三人のスタッフでこれだけ広い分野を果敢に(無謀に?)扱う場もほかにそうないのではないかと……。