現代文芸論研究室主催
福沢啓臣氏(ベルリン自由大学准教授)特別講義
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ヨーロッパの文化交流の現場から
— ベルリンの30年 —
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ベルリンに30年にわたって滞在し、ベルリン自由大学で教鞭をとるほか、映画祭や文学フェスティヴァルを通じて日独文化交流の最前線に立って活躍されてきた福沢啓臣氏に特別講義をお願いできることになりました。どなたでも自由に聴講できます。関心をお持ちの皆様のご来聴を歓迎いたします。
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日時:2007年10月4日(木)・午後4時50分〜6時30分
場所:東京大学法文2号館地下2019号(現代文芸論演習室)
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福沢啓臣(ふくざわ・ひろおみ):福沢啓臣氏は1943年生まれ。現在、ベルリン自由大学准教授。1967年渡独、1971年よりベルリンに滞在、1974年にベルリン自由大学卒業(哲学修士)。1976年よりベルリン自由大学で日本語、日本文学、日本映画、経済日本語などを教える。2003年にベルリン自由大学で哲学博士を取得。また1982年よりベルリン国際映画祭準スタッフをつとめてきた他、日本文学フェスティヴァル(1985年、93年)、国際連詩(1985年、87年、90年、93年)などを通じて日本文学紹介に携わってきた。篠田正浩監督の『舞姫』および『スパイ・ゾルゲ』の映画制作にも協力。
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国際連詩
1985年、ベルリン:大岡信、川崎洋
1987年、ベルリン:大岡信、谷川俊太郎
1990年、フランクフルト:大岡信、谷川俊太郎
1993年、ベルリン:大岡信、高橋順子
著書(すべてドイツ語)
『社会科学概念の翻訳可能性/日本におけるマルクス主義概念の検討』、『サムライとお金』、『現代日本文学のポートレート』(共著)
訳書
E. Wulf『精神医学の変革』(共訳、紀伊國屋書店)、加藤周一『日本文学史序説』(独訳、共訳)、河野多恵子『雪』(独訳)、『ファザーネン通りの縄梯子/ベルリン国際連詩』(共訳、岩波書店) |
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