主催:東京大学大学院人文社会系研究科・文学部現代文芸論研究室、スラヴ語スラヴ文学研究室

国際学術シンポジウム


チェーホフとサハリン島

チェーホフとサハリン島の文学

А.П.Чехов и литература Сахалина

日時 2017年10月12日(木) 午後2時〜6時

場所 東京大学文学部文3号館7階スラヴ演習室(本郷キャンパス)

アクセス 地下鉄丸ノ内線、大江戸線「本郷三丁目」、南北線「東大前」から徒歩約10分

 *使用言語 ロシア語、通訳なし
 *入場無料、予約不要 

専門的関心をお持ちの方のご来聴を歓迎します。

<シンポジウムの趣旨>
北海道立文学館特別展「アントン・チェーホフの遺産」関連行事のためにサハリンから来日するロシア人チェーホフ研究者を招き、日本のロシア文学研究者とともに、チェーホフとサハリン、サハリン島の文学、さらには日本におけるチェーホフ受容などについて、多角的に検討し、意見を交換する。サハリンと日本の文学研究者間の交流活性化のための第一歩となることが期待される。

助成 科学研究基盤研究(A)課題番号25243002「越境と変容—グローバル化時代におけるスラヴ・ユーラシア研究の超域的枠組みを求めて」
企画責任者 沼野充義、協力 北海道立文学館(理事長 工藤正廣


プログラム

午後1時40分〜3時40分

開会の辞 沼野 充義(東京大学)
 
第1部
チェーホフ『サハリン島』文学博物館の学術研究活動について*短編映画上映
 エヴゲニヤ・フィルソワ(チェーホフ『サハリン島』博物館館長代行)
 
将来の本の草案としてのチェーホフサハリンの脱走囚》」
 アナスタシヤ・ステパネンコ(チェーホフ『サハリン島』博物館学術啓蒙部門主任研究員)
 
チャコフスキーこちらはもう朝だにおけるチェーホフをめぐる議論
 岩本 和久(札幌大学教授)
 
日本の現代演劇とチェーホフ
 楯岡 求美(東京大学准教授)
 
司会 ワレリー・グレチコ(東京大学・早稲田大学講師)

午後3時40分〜4時 休憩

午後4時〜6時

第2部
カモメは宇宙に行き、ハルキはサハリンに行く——チェーホフをめぐる嬉遊曲
 沼野 充義(東京大学教授)
 
サハリン州の文学——複数の文化の結びつき
 エレーナ・イコンニコワ(サハリン国立大学教授)
 
チェーホフサハリン島永遠のテーマについて数言
 渡辺 雅司(東京外国語大学名誉教授)
 
総括討論
 
司会 アレクサンドル・メシチェリャコフ(ロシア国立人文大学教授)

問合せ先 現代文芸論研究室

〒113-0033
東京都文京区本郷7--3-1
e-mail: mitsul.u-tokyo.ac.jp(*を半角に変換して下さい)
tel & fax: 03-5841-7955(月〜金11時〜17時)

 

会場へのアクセス

文3号館